青葉芋虫ショート劇場
―売れなかった漫画家の未だ 日の目を見ないネーム集―
―シナリオ形式にまとめてみました―
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1 芋虫
毎晩のように魘される「芋虫」の夢。
戦友との再会でその正体が暴かれる。
2 ミイラの命乞い
博物館館長、現職最後の夜。展示品のミイラとの昔語り。
3 逢うときはいつも死人
バスの転落事故で死亡した男女、そしてバスの運転手。
四十九日が過ぎ、三人は三途の川で再会するが・・・。
4 蛆虫は知っている
死体と旅を続ける男と、次のパートナーになる犠牲者と。
5 血笑い鴉
骨ヶ原刑場。断首刑に処せられた晒し首が二つ。
恨み言の尽きぬところへ、新たな首が運ばれて来た―。
6 夕陽の漫才師シリーズ@ 「湖上の漫才師」
心中するべく湖を訪れた漫才師夫婦。
薬を呷ろうとした矢先、水中から現れたのは師匠の水死体だった。
7 夕陽の漫才師シリーズA 「復活の漫才師」
漫才師夫婦と、師匠の腐乱死体。
理解ある席亭のもと、トリオで舞台に上がることになるが―。
8 夕陽の漫才師シリーズB 「逆襲食らう漫才師」
やはり腐乱死体はダイオキシン並の害毒であった。
演芸場は連日盛況を呈したが、世間はそれほど甘くはなかったのだ。
9 夕陽の漫才師シリーズC 「彷徨いの漫才師」
閉館された演芸場。
取材で訪れたテレビクルー、都市伝説探検隊。
彼らが出会った演芸場の「占有屋」とは?
10 夕陽の漫才師シリーズD 「さかりつく漫才師」
腐ってなお生き続ける、漫才師の脳と舌根。
そして都市伝説探検隊との予期せぬ接点。
11 (調整中)河童物語・乾いちゃだめよ
故郷に帰って来た河童と、村人たちとの交流。
長編ごろつきファンタジー。